沖縄の味~
2008年 03月 05日
沖縄で昔から厄払いのために作られるおもちです。
ムーチーはサンニン(月桃)の葉に包んで蒸すので、
カーサ(葉)ムーチーとも呼ばれています。
ムーチーには、こんな言い伝えがあるそうです。
昔、首里に兄妹が住んでいました。
その兄が洞窟で暮らすようになり、夜は家畜を襲って食べたりと、
鬼のような人間になってしまいました。
それを知った妹が、鉄釘や瓦入りのムーチーを食べさて兄を退治しました。
その日が旧暦の12月8日だったので
それ以来、旧暦の12月8日を厄払いの日として定め、
健康祈願、無病息災を願いムーチーを作って食べる風習が生まれましたとさ。
温める(蒸す?)前の写真なので白っぽいですが、
温めると透明感のある鮮やかな紫色になります。
我が家では蒸さずに電子レンジでチンしちゃうんですが、
温めるとベタベタして葉っぱから剥がしづらいので
チンする前の硬い状態で葉っぱから剥がし、適当な大きさに切ってからチンして食べます。
サンニン(月桃)の葉の爽やかな香りと、モチモチ感がたまりません!
我が家の近所に、こんな店が…
今度、行ってみようと思ってます。
もちろん沖縄そばを食べにです。